「ワークライフバランス」「働き方改革」という言葉が出てきて久しいですね。
前提として、私はいわゆるブラックな働き方、24時間戦う働き方に反対です。何故なら効率が悪いからです。人間の身体は長時間労働に耐えられません。一説によると、1日の頭脳労働の最適な長さは5時間程だそうです。自分のスペックを最大限引き出し、いい仕事をしようとすると、しっかりと睡眠を取って短期集中で取り組む、長くは働かないほうが良いという結論になります。
しかし、私は仕事が好きで、楽しんで取り組んでいます。「働くことは悪だ!仕事なんかしない状態が一番なんだ!」と言っているわけではありません。ただ、より良い仕事をしようとすると、上記のような結論になります。また、職場でアイディアを思いつく確率は16%というデータもあります。皆さんもご経験はないでしょうか?仕事以外の時間を確保し、大事にすることが良い仕事に繋がります。
プライベートの時間を充実させることで、仕事が上手くいく。仕事が上手くいくと、もちろんプライベートの時間も充実してくるという好循環を目指すのが「公私包含(ワークライフインクルージョン)」です。仕事時間とプライベート時間を断絶して捉えるのではなくて、どちらもシームレスに繋がった自分の人生の時間であると捉えるほうが自然であり、結果幸福な人生を歩みやすいと考えています。